【美少女文庫など感想】国王になったが妹は俺を嫌うし、国庫は大赤字で大変です わかつき ひかる 美少女文庫

2022年3月8日

国王になったが妹は俺を嫌うし、国庫は大赤字で大変です
著:わかつき ひかる
イラスト:みやま 零
出版:美少女文庫

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アマゾンのあらすじより
「早くしなさい、って言ってるでしょ!?」
涙をいっぱいに溜めたローズの瞳がヴァイセを睨んでいる。
これから処女を捧げようというのに、妹姫はあくまで強気だ。
(ローズは、すっげぇプライドが高いな。さすが我が国が誇るお姫様だ)
亡くなった母親が王女だったと言われて、いきなり国王にされたヴァイセ。
嫌われていた妹姫とも協力し合って、赤字国家を立て直さなければいけないのだが……。
ぐっと腰を進めて、処女膜がちぎれる音がして、ペニスがぬるぅっと奥に入った。
「痛いっ!」
威厳と慈愛に満ちたローズ姫を、秘密の恋人にして、二人で乗り越える国の危機!
タイトルが今風なのに加えて、中身のストーリーも今風です。転生でないものの急遽国のトップになってしまって財政の立て直しに奔走するあたりは、なろう発のラノベを読み慣れた層にすんなり受け入れられそうな内容でした。
 
読みやすくて出てくる単語のチョイスや、なんでそうなったかの説明が巧みですね。例えば近隣との外交の場面で、妹が急な提案をして思わず「??」となってしまうシーンがあります。その後、間を置かず妹から主人公に種明かしがあって主人公と同じく納得できました。
 
エロシーンは妹一筋で、重ねるごとにラブラブ行為がエスカレートしていく内容です。ヒロインが一人の作品の場合、あまーい展開が普通のところ本作は、妹が表面的にはツンなので上と下の反応がバラバラで新鮮でした。あとその時の匂いの描写で「リコッタチーズタルト」ってフレーズが何度も出てきます。作家先生によってシーンの描写に特徴があって面白いですね。
 
ある意味で色んなものが、上手すぎる作品のような気がします。とった政策がどう展開していくかの描写に唐突では?、と私は感じた場面がありました。でもよく考えると美少女文庫作品なんですよね。紙面のおおくを夜のシーンにとられるのだから、ちょっとぐらい強引な展開は当たり前なんですよね。国の立て直しに関わるシーンなんて、文章が自然すぎて思わず普通のラノベを読んでいる視点で読んでしまってました。
エロもストーリーも手をぬかない、これぞ美少女文庫って作品でした。

美少女文庫

Posted by kyoikyoi