無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます【ライト文芸感想】

無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます
著:コイル
イラスト:海島千本
出版:メディアワークス文庫

無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます 無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます

アマゾンのあらすじより

一緒に泣いてくれる友達がいるから、明日も大丈夫。

お仕事女子×停滞中主婦の人生を変える二人暮らし。
じぶんサイズのハッピーストーリー

仕事ばかりして、生活も恋も後回しにしてきた映像プロデューサーの莉恵子。旦那の裏切りから、幸せだと思っていた結婚生活を、住む場所と共に失った専業主婦の芽依。
「一緒に暮らすなら、一番近くて一番遠い他人になろう。末永く友達でいたいから」そんな誓いを交わして始めた同居生活は、憧れの人との恋、若手シンガーとの交流等とともに色つき始め……。そして、見失った将来に光が差し込む。

これは、頑張りすぎる女子と、頑張るのをやめた女子が、自分らしく生きていく物語。

【本書だけで読める、番外編「十六歳の神代と、ネズミの姫」を収録】

≪登場人物≫
大場莉恵子:長年の片想いをこじらせている映像プロデューサー
竹中芽依:旦那の裏切りに遭い、家族を失った専業主婦

感想

仕事や家庭なんかで毎日にちょっと疲れている時に良いですよ。大人になっても変わらない女性同士の友情に癒やされました。美味しいご飯を食べて次に日からがんばろうって気持ちになれました。

現代が舞台でジャンル的には、お仕事になるのでしょうかね。映像プロデューサーな莉恵子のお仕事を中心としたお話と、主婦だった芽依の家族を中心としたお話を楽しめます。over30だとあちらこちらで「わかるー」と共感してしまうポイントは、多いんじゃないかと思います。

大人になると仕事と家族に時間を割かれちゃいますからね。ついつい日々に追われてしまいがちです。
それからお給料も入ってくるので慣れてしまって、ハーゲンダッツのアイスでも「贅沢した!今日は幸せ!!」って感覚が薄れてきてしまうんですよ。
それを「こたつでアイス」ってみんなが共感するあるあるで、幸せな気持ちを思い出させてくれる表現が、印象的で良かったです。

 

毎日のことに疲れたなぁって感じた週末に、お気に入りのカフェで本作を読んでみるのはいかがでしょう? 癒やされますよ!



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