皿の上の聖騎士【ラノベ感想】

2023年1月10日

皿の上の聖騎士
著:三浦勇雄
イラスト:屡那
出版:KADOKAWA NOVEL 0
    51D9l+ObE5L
 

アマゾンのあらすじより

フィッシュバーン家には伝説がある。大国レーヴァテインがまだ小さな辺境国だった頃、ご先祖様が大陸中の霊獣を訪ね歩いて防具を授かり、集まったそれらは一着の聖なる甲冑と成った。――それが全ての始まりだった。

感想

KADOKAWAが大人をターゲットにした小説レーベル「NOVEL 0(ノベルゼロ)」の作品です。ラノベと小説の中間を狙っているのか本文中に挿絵なし、ハーレムなし、それなりの会話文とラノベ初期のファンタジー小説を思い起こさせてくれるテイストです。各地の霊獣を訪ね世界を巡る純ファンタジー作品です。

 

強敵と困難が迫りきて主人公が、毎回ボロボロとなる王道のストーリーながら次章の展開が読めない意外性がアツく、3巻目まで一気に読んでしまいました。

著者は『聖剣の刀鍛冶』の三浦勇雄。国ごとの世界観を表す描写や殺陣シーンはさすがの安定感です。展開・登場人物の評は、ネタバレに直結するので書けないのが残念です。
ブラコン気味の姉と主人公の2人旅でバディもの、旅ものみたいな面白要素がつまっています。

各巻に登場する霊獣は人間くさかったりと、一癖も二癖もあり個性が強烈でしたよ。小説が面白いのはモチロンです。コミカライズされたら違った面白さが期待できる作品です。今でも4巻目の発行を待っています。
いまだに待ってますよ?
 
 
 
 
 

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