東京屍街戦線【ラノベ感想】
東京屍街戦線〈トーキョー・デッドライン〉
著:鏡 遊
イラスト:Daisuke Izuka
出版:KADOKAWA NOVEL 0
著:鏡 遊
イラスト:Daisuke Izuka
出版:KADOKAWA NOVEL 0
アマゾンのあらすじより
秘密裏に進められていた不死化の研究の失敗で“死の行進”と呼ばれる災厄が起き、死者の街と化した東京・渋谷。封鎖された渋谷から、災いが世界にばらまかれ街を死者が歩き、意思を持つ死者―“屍人”が暗躍する。“屍人”犯罪を抑止、解決するために設立された警視庁刑事部埋葬係の埋葬官・切牙鷹はかつて“死の行進”に巻き込まれた恋人を探すため、襲い来る“屍人”たちを薙ぎ払い、命を燃やして戦い続ける。
感想
シティーアドベンチャーかな?と読み進んでいるとタフな屍人が登場し、バトルアクション的な楽しさのある作品です。屍人が人類に混じって犠牲者を増やしてしまうので主人公たちが、屍人を狩っていくのが主なストーリーです。刑事が街に潜む屍人を狩っていく展開は熱いです。
そんな主人公たちは、屍人に対抗するために人間を止めかけていたりします。ギリギリまだ人間側にいるぐらいまで人間性を犠牲にして力を得ています。そしてその力というのは、屍人に対して無双するほどでないと戦闘に良い緊張感があります。単体なら勝てる。でも屍人が群れとなって襲ってくると太刀打ちできないぐらいのバランスです。
渋いおじさまの苦闘でハラハラさせてくれる良作です。ノベルゼロ初期作品のため、文書量が多く密度が濃いのも特徴で読み応えたっぷりです。
渋いおじさまの苦闘でハラハラさせてくれる良作です。ノベルゼロ初期作品のため、文書量が多く密度が濃いのも特徴で読み応えたっぷりです。
個人的には、テーマが好みではありませんでしたが、それでも面白く読み切れました。あらすじを見て背景が、好みにあうならばどうでしょうか
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