エロからかい上手のメイドさん【美少女文庫など感想】

2023年1月10日

エロからかい上手のメイドさん
著:鷹羽 シン
イラスト:有末 つかさ
出版:美少女文庫

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アマゾンのあらすじより

からかい奉仕で、大好きな年下ご主人様をイジメかわいがる日々――それがついに!
星奈も貢も、二人が望んだ夢の初体験へ。
「あはっ♪ どうしたんですか、ぼっちゃま、入れただけで満足しちゃいましたか? せっ
かく、処女メイドをレイプしちゃうくらい、逞しいご主人様に成長したと思ったのに……
まだまだカワイイ男の子ですね……じゃあ、おねえちゃんがザーメンおもらししちゃうダ
メダメオチ××かわいがってあげますね~」
挿入されながらもイタズラな笑みを浮かべ、からかい続ける小悪魔メイドの内心は……
(スゴイですっ! ぼっちゃまのオチ××、逞しすぎますっ! ナカをこすられるたび、
全身がビリビリって痺れちゃう! 初体験のぼっちゃまに、メロメロにされちゃうぅ~、
このままじゃ私、幸せアクメきめるトロトロ顔まで見られちゃうぅぅ!)

感想

からかい上手の高木さん、のイメージをド直球でパクったタイトルと表紙イラストです。
メイドはおまけ程度で、1冊を贅沢にもまるまる使って、高木さんを意識した作品になっています。タイトルや一部の要素だけを寄せた作品が、普通なだけに丁寧に雰囲気を含めて寄せてきている本作は珍しいです。
 
まずメイドとご主人様はラブラブです。メイドは相手のことが大好きなのに、テレ隠しでつい悪戯したり、からかってしまうという面倒な性格です。徹底してパクりもとを意識しています。異なるのは、胸の大きさぐらいでしょうか
 
あと評価したいのは、次第に関係を深めて、エッチなからかいがステップアップする構成となっています。2人が物理的に結ばれるのは、中盤でやっとです。結ばれてからも、からかいのシチュエーションを重視して、手や口のシーンが多かったりします。また非常に重要なポイントとして、サブキャラがおらずメイドとご主人様の純愛です。ここは作者の英断だと思います。
 
パロディー作品として読めば、上々のできだと思います。しかし、パクリ元をしらずに美少女文庫のつもりで買うには注意がいります。シーンのほとんどが、メイドにからかわれる羞恥プレイのようなものなので、上級紳士向けです。またHシーンもプレイ内容が偏っているので、好みが分かれるところだと思われます。
 
エロからかい上手のメイドさん (美少女文庫)
鷹羽 シン
フランス書院
2018-02-19
 
 
 

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Posted by kyoikyoi