俺が大統領になればこの国、楽勝で栄える【ラノベ感想】
俺が大統領になればこの国、楽勝で栄える アラフォーひきこもりからの大統領戦記
著:至道 流星
イラスト:睦茸
出版:KADOKAWA NOVEL 0
アマゾンのあらすじより
40歳ひきこもりのおっさん、いきなり大統領になる!
不動天馬は歴戦の「ひきこもりニート」である。彼の“神がかった”天賦の才が世に悪用されれば、世界のパワーバランスが一転してしまうからである。天馬はそう確信していた!
だが、ついに恐れていた事態が起きる。天馬の知性に目をつけた超大国が、彼を拉致したのだ。しかし、天馬は思う。ついに時が来たと。世界が彼に動きだすことを求めてきたのだと。
「俺を手駒にしたいのならば、大統領の椅子を用意しろ」
天才ゲーマーが大統領になれば、どんな小国でも楽勝で超一流国に!? チート一切なしのアラフォー現代戦記が開幕する!
感想
コメディ作品と捉えるか、戦記物と捉えるかで、作品の評価が変わります。
コメディーであれば天才をネタとした「俺TUEEE」を軽い文体でテンポ良く流れるストーリーでしょう。実在する国家元首を元ネタにしたキャラを出して、ギリギリなネタも攻めてくれてたりします。
そうでなければ人を見下す俺様主人公が、ご都合主義全開で敵を打ち倒し大国を手玉にとるストーリーです。
私にはなんとか読破したものの主人公の俺様ぶりが強すぎて、受け入れられませんでした。物事の展開が主人公たちの思い通りに進みすぎるのも、読み物として面白く感じないところでした。あらすじにチート一切なしとありますが、ご都合チートだらけじゃないかと。
あと主人公が40歳である強い理由も感じられません。40歳ニートらしさを生かせていないので、いっそ世間知らずの大学生を主人公としてもよかったのでは?
私の好みとは違う路線の作品でした。
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