出遅れテイマーのその日暮らし【ラノベ感想】
出遅れテイマーのその日暮らし
著:棚架ユウ
イラスト:Nardack
出版:GCノベルズ
アマゾンのあらすじより
話題となっているVRMMORPGをサービス開始と共に始めたユートは、モンスターを使役する職業“テイマー”を選びログインする。しかし、テイマーはβテストから攻略としては不向きとされていた不人気職業。案の定、戦闘力皆無のモンスターを引き当て、ゲーム開始五分で三回死亡してしまったユートは攻略組から大きく出遅れてしまう。冒険もままならない状況で彼は、モンスターの特性を生かすため、生産職へと手を出すのだった…。
異世界転生ではなく、VRMMOのプレイ日記なラノベです。ただただ癒やし成分で構成されています。内容を読むとイラスト以上に、ユートくんが可愛く見えるんです。ユート君とテイムしたモンスターとの暖かい交わりを眺めるのが、本作のチャームポイントです。
楽しみ方と内容は、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」に似ています。斜め上のプレイで誰も気づかないイベントを引きあてたり、ユートとモンスターの仕草が可愛かったり、ゲームを純粋に楽しんでノーストレスなところなどなど。匿名掲示板のやりとりを模したページが挟まるあたりも似ていますね。
チートで無双するバトルものに飽きたり、リアルで疲れて癒やしが欲しいときに、読んでみると良いかと思います。
2巻目まで読みました。2巻目も可愛いモンスターが仲魔になり、より癒やし成分が増量されています。
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