【ラノベ感想】美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか 七菜 なな KADOKAWA NOVEL 0

2022年3月15日

美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか
著:七菜 なな
イラスト:にぃと
出版:KADOKAWA NOVEL 0

    51CDRppS9bL
アマゾンのあらすじより
とある企業の会社員・牧野祐介は、上司・黒木姫乃(26)から業務後の呼び出しを受ける。巨乳の黒髪ロング美人である黒木主任と、まさかの社外デート?などということはなく、それはダンジョンアタックへの同行命令だった!?だが、仕事では「鬼の黒木」と呼ばれるエースなのに、どういうわけかダンジョン内では超絶へっぽこで―「これは、営業よりたいへんなことになったぞ…」牧野は黒木を一流のハンターに育成し、ダンジョンでのサービス残業から脱出できるのか!?職場とダンジョンでは立場が変わる、お仕事系ダンジョンファンタジー!

異世界に転生しません。しかし……ハーレム要素多め目、アニメよりのイラスト、作中に挿絵ありと別レーベルになったかと錯覚する普通のラノベです。

ツンデレメインヒロイン(女上司)、妹系サブヒロイン、鈍感主人公(ダンジョンではエース)が、ドタバタを繰り広げながらラブコメしつつ、最後はきっちりシリアスします。流行のテンプレ要素満載です。それでも読みやすくて面白いけど。

 
2作目では幼なじみポジションのハンター時代の同僚(美女)が、加わってハーレムが繰り広げられます。ツンデレで思いを隠しがちな上司(巨乳美女) × 自分の気持ちに素直な元同僚(美女)の2人に主人公は言い寄られます。
後書きによるとカクヨムに出た中で、最も人気があったキャラを登場させたそうです。ストックがあったようで、1作目から短期間で続編が出た理由に納得です。
 
3作目も短い期間で刊行され、優柔不断な主人公も上司(巨乳美女)との関係をハッキリさ、ストーリーの区切りを迎えます。新キャラはなく従来の顔ぶれでラブコメ展開が多いです。キモであったダンジョンに潜る話しは、慣れが出てきて印象に薄かったです。その分テンポ良くて面白かったけど。
 
本作はカクヨムからの書籍化です。webと書籍では若干内容が異なるようです。
読む時間は大してかからないはずなので、本作が気になった方は、webで試し読みすると良いと思います。 肌に合えば1~3巻まで一気読みをオススメします。
 
2017年の刊行作品からノベルゼロの作品コンセプトを外れる、いわゆる普通のラノベが出だしていたのが、本作を機に普通の売れやすい作風のラノベに変わっていたような気がします。
このレーベルどこに向かっていくのでしょうか。