初めて妻を殴った【ラノベ感想】
初めて妻を殴った
著:はな
イラスト: 氷川 へきる
出版:KADOKAWA NOVEL 0
アマゾンのあらすじより
いつ、いかなるシチュエーションでも、暴力はよくない。ましてや最愛の妻にだなんて。…でも、こんな場合は、殴っていいと思う。そうあれは、妻のカミングアウトから始まった。「実は私、レズビアンなの」…マジ!?「愛しているの、その人のこと」…愛しちゃってますか。そうですか。ってどうすんの!?まだローン返済できてねぇよ、結婚に人生賭けたんだよ!つーか、子供もいるだろうがよ!俺、子作りマシーンなの!?…このあと俺は、妻を殴ることになる。でもみんなきっと許してくれるはずだ。この女がどういう女かみんなに確かめてもらいたい。ということで、アホだけど(たぶん)可愛い嫁と、平凡サラリーマンが贈る、夫婦あるある(!?)系イチャイチャラブコメ開幕だ!
感想
DVがテーマな重いストーリーを警戒していたら、全然違って全力のギャグストーリーでした。
カバーイラストは、ぱにぽにを描いた氷川さんなのもベストマッチです。作品内で飛び出す悪ふざけのイメージを見事に表しています。
中身は超絶美人だけど悪戯大好きな妻と、その被害者な夫のギャグ漫画みたい笑えるストーリーです。文章でこのテンポの良さと愉快さをよく読ませてくれたものです。面白かったです。
ショートストーリーをつなぎ合わせた形式になっていて、ギャグ4コマ漫画を文字にして追っかけているような感覚になります。人気ブログをドンドン読んでいるような感覚です。
妻が悪戯する→夫がブチ切れる→なんだかんだで仲直りしてイチャイチャが、ほとんどの流れです。
よくぞ作者はここまで国家権力が動かない範囲の悪戯の数々を、思いついたものです。
氷川さんの絵で是非、コミック化してもらいたいです。ハイテンションなショートギャグが好きな方には、激推しです。
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