空賊王のアシハラ王国再興記【ラノベ感想】

2022年11月13日

空賊王のアシハラ王国再興記
著:スズキ ヒサシ
イラスト:兎塚 エイジ
出版:KADOKAWA NOVEL 0

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アマゾンのあらすじより

王族と空賊―― 二つの顔を持った青年が導く、王道救国ファンタジー!

戦乱渦巻く世界。弱小国アシハラ王国の第三王子・アルシェイス。彼は公務もまともに出来ない、娼館通いにお熱なぼんくらと巷では有名だ。

しかし、彼にはもう1つの顔があった――

空を牛耳る賊――空賊。名も身分も隠し、忍び寄る崩壊の魔の手から弱小国アシハラを救うため、無法の集団――“ベルクート”を密かに立ち上げたのだ。凄腕の姫剣士、爆弾魔、双子忍者など、団員はくせ者ばかり。そんな彼らはある日、集団誘拐事件の被害にあったヨルという不思議な力を持った少女を保護する。この出会いが、ベルクートやアルシェイス、そしてアシハラをも揺るがしていく――

空を駆ける、王道ファンタジー、発進!

感想

空を移動するのが当たり前の時代です。カリブの海賊よろしく商賊が船を襲う世界のお話です。
作者が書きたいことがいっぱいあったのは、大変に良く分かりました。まさに書きたいことの詰めあわせです。よろしくないのが詰め込み並べただけで散らかったお話になっていまっているところです。これは力量不足なのか編集のサポート不足なのか……かなり気になりました。

王子の身分ながら空賊をしている理由、加護の力、飛行艇・飛行機などテーマは盛りだくさんです。その上で登場人物までもが多数登場します。
主人公が持つ空賊の団員達は、くせ者ぞろいときています。個々にフォーカスをあてていくと面白いキャラではあります。なんですけどね悲しいことにそんな団員が一気に登場して、誰が誰だか分からないうちにページが進みます。中盤になると個々のキャラクターのエピソードなんかが挟まれ、人物のイメージが掴めるようになり、そんな頃にはクライマックスになっています。
序盤は顔みせ程度で、後になってから掘り下げる手法をとってはいます……まぁ正直にいって読みにくいですね。

良いところもあります。

ラストのクライマックスシーンは派手で盛り上がりがあります。
おわる直前は、楽しそうなシーンが出てきます。直前に。

空賊王のアシハラ王国再興記 (NOVEL 0)
スズキ ヒサシ
KADOKAWA
2018-03-15
 
 
 

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Posted by kyoikyoi