アカシックリコード【ラノベ感想】
アカシックリコード
著:水野 良
イラスト:中原、ずじ
出版:KADOKAWA NOVEL 0
著:水野 良
イラスト:中原、ずじ
出版:KADOKAWA NOVEL 0
アマゾンのあらすじより
水野良が放つ――想像が創造と化す、ビブリオン・現代ファンタジー!!
「ようこそ、人類の生み出した全ての叡智が管理される場所――アカシックレコード“悪魔の書架”へ」
本好きの高校生・片倉彰文は、大切な何かが記憶から失われているのではないか、という感覚に襲われる。そんなある日、少年は突如、友人の甲斐浩太郎と共に小説投稿サイト「悪魔の書架」の中へと召喚された。現在、“悪魔の書架”が管理する物語の一部が“紙魚”と呼ばれる存在に蝕まれ、世界記憶からも失われようとしているらしい。
全ての物語を救うため、記憶ごと失われてしまった“大切な存在”を取り戻すため――悪魔と契約し、“想像”を“創造”にする能力を手にする。
巨匠・水野良が贈る――新時代を切り開く、ビブリオン・現代ファンタジー!
感想
“悪魔の書架”が管理する本(物語)が、“紙魚”(シミ)に蝕まれると世界記憶からも消えてしまうので、それを防ぐのがメインストーリーです。"紙魚"との戦いは、物語の中に入り込んで物語の舞台に切り替わります。そこで自分が書いた物語のキャラクターを相棒として呼び出し戦います。
物語がテーマなので1つの小説の中でいくつか別の小説が挿入されているようなつくりです。
1冊の中で主人公の過去・伏線を含めた複雑なストーリーをまとめあげる水野先生の力量は、やはり凄いと再確認させられます。
また本の中身が舞台になるので、ファンタジーから現代物・SFと様々な世界で様々なキャラクターを出せますから、巻が増えても飽きずにワクワク感が持続しそうです。良いネタなのに続刊がでないとは・・
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