暁のイーリス 【ラノベ感想】
暁のイーリス
著:内堀 優一
イラスト:槇 えびし
出版:KADOKAWA NOVEL 0
アマゾンのあらすじより
幼少期に「誰よりも速く駆ける」能力を与えられた飛脚の熊八。江戸を戦火から救うべく天の声に導かれ、坂本龍馬らと出会い、激動の幕末日本を駆け抜けていく。最速の男と幕末の偉人たちが交錯する疾走型エンタメ!坂本龍馬を軸に幕末の動乱を描く時代物です。天の声の導きで物語は、ほぼ現実の歴史通りにすすみます。大局は変えず登場するキャラクターを従来のイメージから変えることによってエンタメ性を高めています。
感想
時代物や歴史物でよくみる、架空のキャラを通して物語を動かしたり、魅せたりする手法で
本作では熊八が、それにあたります。幕末好きならきっと楽しめるだろうと思います。
坂本龍馬が活躍する幕末が舞台の作品です。主人公の熊八を通して史実の流れを描き、江戸が戦火から逃れるように導いていくストーリーです。歴史を知っている読者のこうしたら良いのに……を天の声として主人公に落とし込む方式です。物語自体は面白かったです。ただこれって時代小説のような? これもラノベレーベルからでるんだ??と本筋以外のところが印象強いです。
あとこのあたりの刊行以降、ラノベ定番の折り込みイラストページが加わりました。天地明察を描かれた、槇 えびしさんのキャラ絵も見所です。
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