シャーロット【ラノベ感想】

シャーロット 〜とある侍女の城仕え物語〜
著:守雨
イラスト:月戸
出版:HJノベルス

  シャーロット上 シャーロット下

アマゾンのあらすじより

これは、凛と生きる侍女シャーロットの仕事と秘密と恋の物語。

優しい両親と森でひっそり暮らしていた16歳の娘シャーロット。
しかし外出した両親が予定を過ぎても帰って来ないことから、二人を捜すために森を出て情報の多い王都での生活を決意する。
そんな彼女が紹介された仕事先は――王城の下級侍女だった!
森暮らしの知識や両親から教わった針仕事&狩猟技能により様々な場面で才覚を発揮するシャーロットは、その美貌も相まって王城内でも注目の的に! さらに王国の精鋭部隊に所属する騎士シモンと朝の剣稽古を通じて親交を深めていくのだが、そんなシャーロットを見つめる不穏な男の影も同時に見え隠れし始めて――!?

明かされるシャーロットの秘密、そして恋の行方は――。

各所で有能ぶりが認められ、下級侍女の身から一足飛びで出世していくシャーロット。無事に再会した父から自身の出生の秘密を聞かされた彼女は国王夫妻の庇護も受け上級侍女となり、王子・王女達の世話係に任命されるまでになっていた。
一方、王城ではオレリアン王子の立太子式の準備が進んでいた。
各国から来賓が続々と訪れるが、その中にはシャーロットへ求婚してくる野生的な王子や彼女の出自に関係する人物の姿もあって!?
「ありがとう。君のその言葉でどれだけ俺が救われることか」
王城の侍女シャーロットの仕事と秘密と恋の物語、ここに完結。

感想

読む癒やしです。面白かったです。
私は守雨さんの作品が好きで、その好きな理由がたっぷり詰まっている作品でした。

上巻の後書きで守雨さんは、”「素敵な男性に愛されて結婚して終わり」ではなく、主人公の女性が努力を積み重ね、自らの手で幸せをつかむはなしが大好きです。そんな女性の話ばかりを書いています”と書かれていて、まさにそいうお話でした。

 

主人公のシャーロットは誰もが認める素晴らしい女性です。誠実で思いやりがあって謙虚です。その上、メイドでも狩猟でもなんでもこなせて才能にあふれた女性です。あらすじにどおりに何でもできてしまいます。

でもそれだけの才能に恵まれるには理由があるんです。
それは両親から愛をもって教えられ、愛を受けたシャーロットは努力してスキルを身につけてたからなんです。

そんな森で両親と過ごしてきた幸せな生活があって、そして両親と音信不通になり、侍女として森をでたところからお話はスタートします。

 

もうシャーロットの生い立ちの時点で、彼女を護りたい、幸せになって欲しいですよ。

しかも1人働くことになってもなお両親の身を案じ、真面目に働き続ける彼女の暮らしを読んでいくと、何が何でも全力で応援したくなりますね。何ていい娘なんでしょう。
同僚はじめシャーロットと出会う誰もが、彼女を応援したくなる気持ちは分かりますよ。

 

お話が進むとシャーロットの才能や、庶民離れした容姿の理由、彼女すらもしなかった秘密があきらかになってきます。
秘密が明らかになったときにシャーロットが選んだ道は、シャーロットが考えて選んだ将来だったんだと分かり素敵でしたね。

 

本作は善人がたくさん登場します。真面目に誠実にいきていけば、善人が集まり幸せな人生がある物語です。
本作を読むと明日もちゃんとしようとがんばる気持ちをもらえます。

お仕事に疲れている社会人にとくにオススメです。いいですよ。

 

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