暗殺者は不死の魔女を殺したい 【ラノベ感想】
暗殺者は不死の魔女を殺したい
著:Mikura
イラスト:ゆっ子
出版:オーバーラップノベルスf
アマゾンのあらすじより
「必ず君を殺してみせる。だから、俺と結婚して」
不老不死の体をもつ魔女ララニカ。彼女は一人、森の奥で暮らしていた。
そんな生活を続け数百年たったある日のこと、ララニカは森で死にかけの少年を拾う。
少年には帰る場所がないようで、「ノクス」と名付け、しばらく面倒を見ることに。
そうして始まった二人の生活。
ノクスは自分を救ってくれたララニカに恋心を抱くようになるが、不死ゆえに置いていかれる悲しみを知るララニカは気持ちを受け取ろうとはしない。
それでも諦められないノクスは悩んだ末に一つの答えを出す。
それは――「俺がララニカを殺してみせるから、俺と結婚して」というもので……?
驚きつつも方法はないと説得するララニカ。
しかし、ノクスは殺す方法を求めて森の外へ出ていってしまう。
数年後、ララニカのもとに帰ってきたノクスは血と死の匂いを纏う暗殺者へとなっていて――?
感想
「不死と定命の恋愛」と「おねショタ」が組みあわさった純愛ストーリーで最高によかったです。
命を救ってくれたお姉さんに恋をして、一途な思いを遂げるです!!
命を救ってくれたお姉さんに恋をして、一途な思いを遂げるです!!
でもって恋したお姉さんは不老不死の魔女なんです。だから障害だらけの恋なんですよ。
その障害を乗り越えようと人生をかけたドラマは感動的で面白いのヒトコトでした。
その障害を乗り越えようと人生をかけたドラマは感動的で面白いのヒトコトでした。
まず表紙を見てみてください。
金髪の美女が不老不死の魔女ララニカで、右の青年が弟子のノクスです。
そして右下、ノクスは片手にナイフを握っているんです。
これはタイトルの『不死の魔女を殺したい』の部分で、ララニカって不老不死ではあるものの本当は魔女じゃないんです。
周囲からかってに魔女認定されてしまっているだけなんです。実際は無害な存在です。
周囲からかってに魔女認定されてしまっているだけなんです。実際は無害な存在です。
そしてララニカは何千年も孤独な人生を過ごしてきて、その上に寿命ある人間から奴隷や実験体扱いをうけてきたから、死を迎えるのを心待ちにしていただけなんです。ただ何を試しても蘇ってしまうんだけだったんですが。
それでノクスはララニカへ「必ず君を殺してみせる。だから、俺と結婚して」ってプロポーズするあらすじの冒頭に繋がっています。
ノクスはララニカといっしょにいたい、ララニカの願いを叶えたい。
けれどララニカの望みが叶うと、ノクスの望みは叶わない。
けれどララニカの望みが叶うと、ノクスの望みは叶わない。
このゆがんだ愛の形がたまりませんでした。いいぞいいぞ!
この方法だったら不死のララニカもと試しているあいだは、ララニカと合う口実になっているとして、本当に願いが叶った時は……が気になってしまい一気に読みきってしまいました。
そして私が愛の重さに加え本作が好きなところとして、「不死と定命の恋愛」と「おねショタ」が組みあわさったところです。
最初ノクスをララニカが助けたとことろは「おねショタ」を楽しませてくれます。
それがララニカは不死なので年を重ねると、ノクスも成長して外見年令が釣りあってきちゃうんです。
それがララニカは不死なので年を重ねると、ノクスも成長して外見年令が釣りあってきちゃうんです。
もともと「不死と定命の恋愛」で、1人残されるララニカは愛を受け入れたくないという葛藤が描かれています。
そこに加えてノクスが大人へ成長してくると、ララニカときたら不死者の感覚でノクスを子どもと変わらない接し方だったりするんです。
そこに加えてノクスが大人へ成長してくると、ララニカときたら不死者の感覚でノクスを子どもと変わらない接し方だったりするんです。
表紙の背格好ぐらいまでノクスは成長しているってのに、同じベッドで寝ようとしたり川で体を洗ってやろうとするんですよ。ララニカを一人の女性として愛しているノクスにしてみたら、やめれくれの極みですよね。
その時のノクスの心情を想像し、うわぁぁって堪能できました。
寿命の違いから生まれる考えや感覚に違いの表現もすごく面白かったです。
その時のノクスの心情を想像し、うわぁぁって堪能できました。
寿命の違いから生まれる考えや感覚に違いの表現もすごく面白かったです。
後半はノクスが示すララニカへの愛が、思いぐらいの一途さで本当に素晴らしかったです。
ララニカとノクスが手にした結末を読んでみて欲しいです。
とても素敵な純愛ストーリーでした。
とても素敵な純愛ストーリーでした。
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