限界集落・オブ・ザ・デッド 【ラノベ感想】
限界集落・オブ・ザ・デッド
著:ロッキン神経痛
イラスト:六七質、かんくろう
出版:カドカワBOOKS
アマゾンのあらすじより
限界集落に迫る、亡者の群れ。迎え撃つ住民の平均年齢、70歳以上!
死んだ人間がみな亡者『留人』となる世界。ある限界集落に、留人の群れが押し寄せる。孤立無援の状況の中、対留人のスペシャリスト恐山を筆頭に、老人たちの命がけの戦いが幕を開ける!
感想
「もしも、ゾンビパニックが限界集落でおきたら?」そんなコンセプトのゾンビパニックモノです。恐山(ゾンビハンター)とその孫が中心に場面展開していくところが多いですが、群像劇の物語です。
独特なところとして、過去はゾンビとの戦争状態で住民は戦闘訓練を受けていたので、老人でも武器の扱い方を知っているところや、ゾンビ狩りのプロが存在するところです。
そのため無力な老人がゾンビに襲われて終わるのでなく、立てこもり抵抗するゾンビパニックものの王道をなぞってくれます。ラブシーン中に襲われるカップル以外のシーンは、ゾンビもののお約束は一通りあったような気がします。
全体として、派手さは控えめ。深夜にやっているゾンビ映画を見ているような作品で一気に読んでしまいました。
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