はぐるまどらいぶ。【ラノベ感想】
はぐるまどらいぶ。
著:かばやきだれ
イラスト:杉浩太郎
出版:オーバーラップノベルス
アマゾンのあらすじより
アンティ・キティラ! 15歳の誕生日です!! 魔法の使えない、食堂の看板娘だったんだけど! 魔無しにとっての最後の砦、能力おろしで得たスキルは――は、“歯車法”!? なんじゃそりゃぁああ!? “金の歯車”しか、出せないスキルって!? 一度は落ち込んじゃった金の髪の看板娘。でも、両親に超励まされ! 冒険者、目指そうって、決っめまっしたぁぁあああ───!!
……ん? なんだ? この王冠みたいな歯車?
『────クラウンギアによる:髪型分析完了。
────“ツインテール”へ移行します。』
「しゃ……しゃべったッッ!?」
突如現れた王冠っぽい歯車“クラウンギア”と、黄金の髪と瞳の少女“アンティ”が織り成す、どこにもない、ここだけの“物語”────!!アンティの、アンティだけの冒険が今、始まる!
感想
やっと魔法を使えるようになれたと思ったら、正体不明の歯車法<はぐるまほう>って何? からはじまって、予想もしないあんな使い方、こんな使い方を発見していくんです。最初はハズレとしか思わなかったスキルを活用して、危機に立ち向かっていく熱くて盛り上がる王道の展開です。
またアンティはポジティブで後になって後悔するくらいなら、たとえ無理でもチャレンジすると熱血系なんです。魔法の試行錯誤とあわさって、とても勢いがあって熱いストーリーになっています。
いい感じの作品なんですが、残念なことに続刊がありません。コミックスでは先の話が展開されていたので、ラノベだと歯車の活用シーンなんて描写が大変なので難しかったのかなぁ…
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