転移に巻き込まれた歌舞伎町のネズミ【ラノベ感想】
転移に巻き込まれた歌舞伎町のネズミ
著:谷明
イラスト:平戸三平
出版:アース・スターノベル
アマゾンのあらすじより
「その魔女は異世界人の足を切り落とすらしい…」
人生に嫌気がさしていたナガノは、言葉を話すネズミのカブキとともに異世界へ転移。
そこで出会った美少女・マイナから国王やレジスタンス、そして残酷な魔女の話を聞く。
やがてナガノを襲う信じられない災難。
ナガノとカブキは異世界で生き残ることができるのか…?
あまりに想像を超えた内容で、選考会で大激論となった掟破りの傑作!!
この物語の内容および結末は、決してほかの人に話さないでください
感想
店頭でたまたま見つけて帯の煽り文句を見て買いました。
「読んでいるあなたは何度も裏切られる。超問題作、ついに登場」、「あまりに想像を超えた内容で、選考会で大激論となった掟破りの傑作!!」、「≪この物語の内容および結末は、決して他の人に話さないでください≫」と徹底的に煽った売り文句です。まるで実録系の雑誌みたいなデザインと売り文句になってました。
「≪この物語の内容および結末は、決して他の人に話さないでください≫」は、1話の開始前にも1ページを丸々使った注意書きとして出てきます。そのため今回はフワっとした感想にとどめます。
編集部からの帯コメントと表紙の通り、普通のラノベではありませんでした。web投稿から書籍化となった1巻目のお披露目的な内容とか、単巻で山谷をつけてまとまった内容とかではありません。意図的にセオリーを無視している印象を受けました。二昔前ぐらいのフリーダムな小説を読んだみたいな読後感でした。
登場キャラも美女こそ出てきますが、おっさんの方が描かれるシーンが多いです。イラストも最近の絵柄とは、路線を変えてきていて本作に合わせた雰囲気になってます。
普通の異世界転生ラノベとは、違った個性的な作品を探している方いかがでしょうか
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