氷の侯爵様に甘やかされたいっ!【ラノベ感想】

2023年1月10日

氷の侯爵様に甘やかされたいっ!~シリアス展開しかない幼女に転生してしまった私の奮闘記~
著:もちだもちこ
イラスト:双葉はづき
出版:TOブックス
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アマゾンのあらすじより

アラサーのラノベ作家・由梨(ゆり)は、気づくと自分が書いたラノベの世界へ転生していた。しかも侯爵家の娘でありながら、不義の子として愛されず、悲壮な最期を遂げる不遇な幼女ユリアーナに――。
来たるバッドエンド回避へ向けて、まずは最恐と恐れられる「氷の侯爵様」である父ランベルトの好感度を稼がなければと意気込むものの……「あれ? 私何もしていないのに溺愛されている!?」
その日からユリアーナの甘やかされライフが始まった。
ランベルトが手ずからお菓子を食べさせてくれたり、たくましいお膝に抱っこされたり。
その上、嫌われるはずの兄から愛され、憎まれるはずの魔法の師匠からもかわいがられ……「一体、何が起こっているの~!?(汗)」
転生美幼女が愛と魔法で無双する、ほのぼのお屋敷ファンタジー!

感想

幼女に転生してデレデレになったイケメン達から甘やかされまくるストーリーです。イケメン・イケボに囲まれて甘やかされるシーンをいっぱい出せるように、主人公を幼女にした思い切りが良い作品でした。お菓子を食べさせてもらったり、頭をなでてもらったり子どもの特権を的なシーンがいっぱいあります。

登場するイケメンも多用です。一番シーンの多い父親は、イケボのおじさま枠で年上キャラのシーンを読みたい方には良いかもしれません。天然タラシのユリアーナが愛らしさで登場キャラを堕としまくっていくのが楽しかったです。
ユリアーナはイラストにあるとおり可愛い幼女です。なんですけどねぇ…中身がアラサーオタそのまんまで欲望ダダ漏れなんです。イケメンになでられた時に「吐血!」とか心の叫びが入りまくります。個人的に美しいシーンが乱されるようでどうにも好きになれませんでした。この辺は好みなのかもしれません……

 

ストーリー的にはノーストレスな展開です。山谷もそんなり強くないのでユルい日常の中で、イケメンに囲まれて甘やかされるシーンを色々と読みたい方向けかなと感じました。

 
 

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Posted by kyoikyoi