魔法使いへの道【ラノベ感想】

魔法使いへの道 -腕利き師匠と半人前の俺ー
著:光乃 えみり
イラスト:ずじ
出版:KADOKAWAの新文芸

  魔法使いへの道 魔法使いへの道

 

アマゾンのあらすじより

魔法学校に通うアレクシスは才能豊かな優等生だが、冷徹悪人顔+女性恐怖症で苦労が絶えず、加えて学年首席なのになぜか留年しそうになっていた。進級する為には卒業生の弟子見習いとして働かなければならないが、現役の魔法使いのほとんどは女性。困っていたところ、数少ない男性魔法使いであるダニエル・ブラッグを紹介される。さっそくダニエルのもとを訪ねるも、現れたのは黒髪の美少女!? 「見た目でしかモノを判断できないのか? 魔法使いならもっと見る目を養うんだな、魔法学校のお坊ちゃん」。この日からアレクシスの苦労の旅が始まった――破天荒な師匠と生真面目な秀才の旅するハイファンタジー開幕!

感想

主人公はまじめな優等生で、師事する先生はというとパッと見は無頼漢な一匹狼。そんな好対照な2人が繰り広げる師匠と弟子ものでした。
魔法使いの弟子として全く正反対な価値観やこれまで見たこともない世界のことをブラックから教わり、アレクシスが人間的に一回りも二回りも大きくなるの成長物語で面白かったです。

 

主人公のアレクシスは名家の子息、恵まれた魔法の才、良い見た目とかなりのハイスペ男子です。それだけに穏やかな性格な好青年です。だから荒っぽいブラッグの弟子をしてやっていけるのか心配でしたけど、アレクシスはしっかり乗り越えてくれましたよ。
自らの信念は守りつつも対話ができない手合いとの対決を乗り越えたあたりなど、アレクシスの芯の強さを感じました。かっこよかったです。

 

さてたぶん読んだ全員が勘違いしたんじゃないかと思う表紙についても触れますね。
ああなのでお姉さま師匠と弟子の青年のお話なんだろう思いますよね?ところがお師匠様は男性なんです。なんと表紙の女性は師匠が魔法で変化した姿だったんです。

その理由は年頃の女性にトラウマを抱えて会話もままらないアレクシスのためなんです。これならちょっとは大丈夫だろうってブラックなりの優しさなんですよ。
口では悪態をついたり突き放すようなことを言いながら、アレクシスのことを弟子としてしっかり気にかけているんです。まぁ師匠も根は善人ですからね。

 

そんなツンデレすぎるお師匠様と弟子の旅は、波乱万丈で面白かったです。
上下巻できれいにお話は終わっていますけど、最後にアレクシスの未来はまだまだ続きそうな書き方にもなっていました。もし続きが出るなら読んでみたいです。

 

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