まものフレンズ【美少女文庫など感想】
まものフレンズ 黄金竜、クラーケン、ユニコーン、コボルト、バジリコック
著:葉原 鉄
イラスト:Zトン
出版:美少女文庫
アマゾンのあらすじより
魔物娘三匹のトリプルパイズリに翻弄される、たったひとりの人間の生き残り、ユート。
「出したばっかで、ガチガチじゃん。そんなにドラかわGDちゃんに食べられたいの?」
「いっぱい出してくださいね! ボクもがんばってパイズリしますから!」
「私たちの処女を奪ってくださったユートさまのチ××……ああ、胸に感じて幸せです」
島の主・黄金竜も、元気な忠犬コボルトも、百合処女厨なユニコーン改めバイコーンも、
ユートの雄棒に無我夢中。
六つの乳房に包まれ、蒸し殺しにされた肉棒が断末魔の叫びを放つ。白濁が噴水のごと
く飛び散って、三人の顔を辱めた。
「あはッ、顔まで飛んできたんですけど!」
「わふぅ、口で受け止めひゃいましたぁ!」
「汚されてイグッ……! イギますぅぅ!」
感想
気持ちが良いまでにフレンズ人気に便乗していて清々しいです。帯には「エロ~い! 君は種付けが得意なフレンズなんだね」って、やりすぎじゃないですか?
パロディもので、どんなものかとネタにするつもりで読んでみたら……すっご~い!エロおもしろかった。
大洪水が起きて気がついたら、人間化した魔物(美女)しかいない島に流れ着き、彼女たちに助けられて島を巡っていると…と、エロだけじゃなく徐々に島の秘密を知り、伏線回収へつながっていくとストーリーもキッチリしています。フレンズのパロディは、わずかでエロシーン以外も楽しいしっかりラノベしてます。
特に15ページまでの内容は、大事な伏線があるのでしっかり読んでおくと良いですよ。
ストーリーの構成だけでなく、豊かな表現力・国語力も美少女文庫ならではです。広辞苑に絶対載らない単語・淫語の数々で、描写がマンネリにならないよう工夫されています。文章力の無駄遣いって、こういう作品をのことをいうんでしょうね。
作中では大小の情交シーンがあります。大情交は、綴じ込みイラストに載る5人で、それ以外にも小情交への参加キャラが結構います。そんな小情交はページ数を割かないように、個体名・容姿に加え5-8行程度の情交内容をまとめた報告書のページを挿入しています。これがあるだけで様々なタイプのフレンズが島にいたのが分かります。『異種族レビュアーズ』のレビューのページに通じるものを感じました。
以降は、本作で最も大事なシーンについて、
基本的に美女しかいない島なので、フレンズたちの性的知識は皆無です。そのために性行為に対する忌避感もなく、気持ちよいコトだからと開放的で積極的です。そんなフレンズ感あるHシーンです。
登場人物とシチュエーション
主人公
貴族の5男坊。魔法の素質があり女性とつき合う暇もなかったDT
気弱なキャラ?と思ったら性的に無知なフレンズたちをグイグイ責める強気さん。
GD:ゴールデンドラゴン
島のまとめ役。バスト105、爆乳ドラかわガール。
ギャル口調でノリが良いです。初の相手だけにオーソドックなシチュが多目。魔物フレンドの人気者で、率先して他のフレンドにHの良さを広めていきます。
コボルト
本作では犬がコボルトのモチーフになっています。元気でおバカなロリ巨乳で、バジリスクの親友です。親友と一緒に戦闘します。主人公を先輩と呼ぶようにと言われ、以後先輩呼びに。犬っぽく親愛の情を込めて舐めるのが大好きです。
戦闘シーンは、親友のバジリスクと同時の3Pです。
バジリスク
毒舌ロリ。口数が少なく、作中での会話文は短文だらけです。語尾代わりに「ハゲ」をつけるので、まぁ目立つクーデレです。主人公をお兄ちゃんと呼ぶようにと言われ、以後お兄ちゃん呼びに。毒とか魔力の視線とか結構物騒なのも持っています。
クラーケン
ロリばばぁなんですけど、のじゃロリとは異なるのが新鮮です。イカ腹のどう見ても幼女でも、齢X百歳なのでセーフな子どもおねえちゃんです。積極的に責めてきて主人公を文字通り悶絶させます。登場キャラの中でも描写は一番濃厚?
ユニコーン
やっぱり処女を愛するユニコーン、こういう作品との相性は最悪です。また下半身は馬の姿なので本作では珍しい、半人型です。
男嫌いならばいっそ、みんなと同じでHの良さを知ったら変わるよねと、キャラが変わるまで徹底的に責められます。もしかしたら一番かわいそうな子かも。
Hシーンのシチュエーションが、しっかりと書き分けられていて実用性が高いだけでなく、合間のストーリーも最後にどうなる?と気になりながら読める良作でした。
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