【配信中】女神チャンネル! え、これ売名ですの!?【ラノベ感想】

2023年1月10日

【配信中】女神チャンネル! え、これ売名ですの!?
著:徳山 銀次郎
イラスト: shri
出版:GA文庫

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アマゾンのあらすじより

『【動画】東京タワーがやばいw』
高校生、朱人(あかひと)は「ドラゴン襲来」の話題に乗り遅れていた。そんな彼の田舎にもドラゴンが襲来。
人気動画配信のチャンスと近づく朱人だったが、美しいエルフに襲われてしまう。異世界の奴らは侵略者だった!
そんな朱人の危機を助けたのは、異世界の女神!?
女神クラマによれば、異世界転生が女神たちの間で流行り、それを、うっかり話したことで、エルフが攻めてきたのだという。
女神クラマは手を差し伸べる。「一緒に、この世界を救いましょう!」
朱人は叫ぶ。「だいたい、お前らのせいじゃねーかよっ!!!!!」
GA文庫大賞《奨励賞》受賞作、ハイテンション・コメディ開幕!

感想

youtuberと異世界を合わせるとどうなるか? どんな作品となるか気になって読んでみました。
 
ある日突然、異世界からドラゴンがやってくるところからスタートします。
そして主人公は炎上系youtuberで、人気youtuberにからんでみたり、あえて逆の意見を言って炎上からの登録者稼ぎをするようなキャラです。ドラゴンで視聴数稼ぎでもしたいなぁと思っていたら、突然女神がやってきて……
 
色々あって女神と異世界からの侵入者とバトルったりします。基本的にはコメディなのでまっとうなキャラはいません。夢魔とドラゴンぐらいでしょうか、他はただの人間ではなく女神にエロフ、超能力者に超能力者と悪霊です。純粋な人間は主人公ふくめ数人だけです。お馬鹿な駆けあいをしながら命がけなバトルをします。
女神がついていてアトで蘇生ができる(一部例外あり)からと、マジものバトルシーンも結構なシーンがあります。
 
コメディー半分、シリアスバトル半分な現代物ラノベです。主人公の周囲以外は、いたって普通の世界観だったりします。そこにヘンテコ異世界人がやっていて、妙になじむところが面白いです。肩の力をぬいて読むのに向いているかと思います。
 

2巻目の感想

2巻目ともなると異世界人達は、すっかり日本に馴染んでしまいます。多生登場人物の入れかえがあり、日本文化をネタにしながら、1巻目同様に物理的に大暴れします。きもちバトルシーンやシリアスシーンは、増量な雰囲気です。主人公は今回も炎上する行動を取りますが、裏では事前に根回しをしたり、放送外では常識人だったりするんです。それが本作読んでいて、そこまで深いな感じにならない理由のような気がします。
 
 
 
 

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Posted by kyoikyoi