セックス・カンパニー【ラノベ感想】

2023年1月10日

セックス・カンパニー
著:鏡 遊
イラスト:ナビエ遥か2T
出版:KADOKAWA NOVEL 0

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アマゾンのあらすじより

世界的大企業の末端に勤める青年、千耶にはラッキースケベ体質という秘密があった。会社でも、なついてくれる後輩の凛々世にラッキースケベを発動しまくり!毎回、彼女にはなんとか許してもらっている。ある日、親会社の社長から男子禁制の楽園である施設“ヴァルハラ”へと呼び出される。そこで待っていたのは―新入社員と身分を偽っていた凛々世。実は“美人社長”だった彼女は千耶にミッションを下す。『進化したラッキースケベ体質、ラッキーエッチで美女100人を攻略して、至高の9人を見つけ出せ!』と。普通の会社員が文学美少女やアイドル達とエッチ三昧!ラッキーエッチラブコメ、ご開帳!

感想

セックスファンタジーに続いて刊行された、本作です。あとがきによると「大人のラブコメ」とかいております。またまたーと思い読んでみると、エロ小説ではなくエロ多めのラブコメにおさまっていました。
セックスファンタジーでは、3ページに1回エロシーンがあるぐらいなのが、セックスカンパニーだとストーリーが、ほどほどに進んでからエッチシーンが入るにバランスになっています。
 
本作の舞台は、現代で色んな事情で、社長直々の命令で美女の悩みを解決して、ご褒美Hシーンを拝みます。あらすじに企業に勤めるとありますが、サラリーマン要素はほとんどありません。上下関係を生み出すだけの雰囲気要素です。
 
社長からはとんでもない無茶ぶりが降ってきていて、それを主人公の千耶はチート能力でクリアします。どんなチートかというと「ラッキースケベ体質で、起こした女の子とは、嫌われずむしろ好感度が上がる」というものです。主人公は、ラッキーパイタッチに飽き足らず、ロッカーに女の子と一緒に入る事故を何度も経験していたりします。ラブコメ体質ですね。それでもDTのままなんですが。
 
肝心のご褒美シーンは、やっぱり年齢制限つけなくて良いの?レベルでガッツリあります。アイドルの娘とは、オーソドックスな情交。文学少女とは結構過激な変態プレイとなっています。詳細はストーリーのネタバレが絡むので、本作では伏せておきます。(ストーリーと関係性がないセックスファンタジーとは違うのです)
 
また注意点として表紙にいる、社長とは際どいとこまで行きますが、予想外に情交しません。タイトルのイメージに反して、ラブコメ的なシーンが多いのが本作です。タイトルのイメージと内容があっておらず、損をしている作品のような気がします。
2巻目も読みました。大事なことなのであえてネタバレいれます。
この感でも社長とあと一突きしてしまえよ!、なところでイッておきながら寸止めします。ほぼやっているも同然なんですけど、薄皮(?)1枚で踏みとどまった状態で次へ続くとなっています。肩すかし感がすごいです。
 
登場する新キャラは、売れっ子の美人映画女優と武家の侍娘で、1巻目のキャラは実質社長だけです。キャラクター同士の関係性で深めるのでなく、新キャラを投入してドンドン切り替えていく方針なのですかね。
エロ多めなのは1巻目から変わらず。侍娘を攻略する後半になると社長一族との関係性みたいなストーリーが気持ち多めに差し込まれています。唐突な話題も目立つので、2巻目からはエロが中心と割り切って読んでいくのが良いと思います。
 
まぁ新キャラの美人映画女優(巨乳)とのラブラブな情交シーンは、ページ数豊富でエロエロです。2巻目のMVPキャラだと思います。折り込みイラストもエロいので、カバー絵をみて気になるなら読んでみるのもアリかと思います。
 

KADOKAWA

 

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Posted by kyoikyoi