朱太后秘録 【ラノベ感想】

2024年3月30日

朱太后秘録 私が妃だなんて聞いてませんが!
著:ただのぎょー
イラスト:おの秋人
出版:アース・スター ルナ

  朱太后秘録

アマゾンのあらすじより

「シュヘラ姫は序列二位である妃になると決まりました」
「……他の国の姫も妃に置くということですか?」
 癸氏は再び首を横に振る。
「否。シュヘラ姫のみが妃となります」

  巫覡の力のせいで冷遇されて生きてきた王女シュヘラ。
朝貢の道具として、瓏帝国へと嫁ぎ後宮に入ることになるが、まさかの序列二位! なのに皇帝からは初夜に『愛さない、抱かない』と宣言されてしまい──!?

感想

面白くて続きが気になります。王道ど真ん中な中華後宮ものですよ。
こういうの気になっていたけど、どれを読めばいいの?って探している方へは強くオススメします。
強くてかっこいい女性主人公が、奮闘するサクセスストーリーで楽しいです。

 

まず冒頭で「武甲皇帝の妃にして、後の世に朱太后として名を残す女がここに生まれたのである」と結末が明示されています。だから本作は太后になる後宮サクセスストーリーなんですよ。
その道筋を追っていく流れになるんでしょうね。

 

主人公は帝国の武に屈して後宮へ送られる姫君です。名をシュヘラといい赤髪が特徴的です。
慣れ親しんだシュヘラの名を捨て、帝国風な朱妃と名乗りわずかな供と後宮へ乗り込むんです。後宮ものとしてワクワクする始まりですよ。

 

しかもその際になぜか通常の待遇以上の「妃」として迎え入れられるんですよ。その上に皇帝からしっかり夜のお誘いまでうけます。
でも意を決しったら……、待っていたのはまさかの皇帝から「愛さない」「抱かない」と仮面夫婦宣言です。

 

ホントどういうことなんでしょうね? 特別な待遇で何かあるのかな??と思わせてから皇帝のこの態度。???な展開です。
皇帝にも何やら考えはあるようなので彼の狙いは何なのか? 何をきっかけに主人公と皇帝の距離が縮まるのか??とても先の展開が気になりました。

 

あとは主人公が前向きな強さをもっているのもよかったです。

後宮のお約束イベント、色んな嫌がらせに対して屈することないのは爽快でした。まさか妃自らが干肉まで作ろうとするのは想像できませんでした。実にたくましいです。

 

そして後宮でのサクセスストーリーとなれば、ライバルの存在は欠かせません。1巻目では主人公とおなじ船で後宮に入る、光輝嬪が登場します。

騎馬遊牧民族の姫でコーカソイドの血をひき金髪。しかも姫将軍ばりな武人とインパクト特大な彼女です。
光輝嬪として彼女の思惑はあって、単純に仲良しとはならない関係性です。彼女が友となるのか敵となるのかも気になりました。

 

1巻目はさわりの部分といったところで謎がいっぱいです。

これ以外にも主人公に巫女として秘められた能力があると紹介されていますが、その詳細はまだ謎です。トカゲのダーダーも謎です。
気になることだらけです。2巻目でどこまで明らかとなるか楽しみです。

 

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