天球駆けるスプートニク【ラノベ感想】
天球駆けるスプートニク 未到の空往く運送屋、ネジの外れた銀髪衛精
著:ツカサ
イラスト: redjuice
出版:KADOKAWA NOVEL 0
アマゾンのあらすじより
西暦二〇三〇年。突如、現れた正体不明の『衛精【サテライト】』により、人類は199フィート以上上空の制空権を失った。そんな時代において、その高度を優に超え、誰よりも速く空を駆ける一人の運び屋がいた。
感想
199フィート以上を飛行すると天空からビームが降り打ち落とされる……そんな世界を背景とした空の運び屋の物語です。
無茶な前提で世界観をえがくという高いハードルに挑んだ意欲作です。
それでいてギミックを搭載したメカがあり、美少女の相棒がいて、ライトノベルの体裁を整えています。文章もしっかりしていて読みやすいです。でも何か物足りないんです。悪い作品ではないんです。
多分そう感じるのは、私が本を読んだ順が良くないからなんでしょう。ドックファイトの位置取りをきっちり書ききった、ゴースト・ギャロップを読んだ後だったのでどうしても比較してしまうんです。天駆けるから先に読んでいたらこうは感じなかったと思います。
こちらはバディとなる銀髪美少女がいるのも魅力の作品です。それぞれちがった面白さがある作品でした。
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