悪魔に騙されてTS転生したけどめげずにハーレム目指します 【美少女文庫感想】

2022年12月18日

悪魔に騙されてTS転生したけどめげずにハーレム目指します
著:百均
イラスト:三色網戸。
出版:ヴァリアントノベルズ

   悪魔に騙されてTS転生したけどめげずにハーレム目指します

アマゾンのあらすじより

悪魔のお姉さんに異世界転生させてもらったけど、見事に騙されて美少女にTSしてしまった僕。
スキルは弱くて無双なんかできないし、ハーレムを作りたくたって自分が女の子じゃどうにもならない…!

めげずに美少女奴隷のユーウェと濃厚レズを楽しみ、童貞だけど凄腕なクロウをエロご褒美で釣ってダンジョン攻略で生計のメドを立てたんだけれど、迷宮マフィアの冒険者たちから目をつけられて、このままだと僕、肉便器にされちゃう…!

女の悦びに目覚めながら冒険生活、ちょっとだけ純愛!
TS転生で世界一童貞心がわかるヒロインになってしまった僕の、エッチな異世界ファンタジー!

感想

異世界へ転生したら超絶美少女になっていた。でもって冒険者になって、奴隷の従者をそろえてダンジョンに潜る作品です。展開だけを書くと、またですかな中身ですね。ただヴァリアントノベルの作品なので、がっつり目な18禁描写も入ってます。
エッチなことをして気持ちよくなると強くなるスキルを全力で活かしてくれてます。異世界転生のおはなしもしっかりしていて、エロ面白かったです。

 

まず重要なことを。表紙中央の金髪キャラは、転生した主人公です。左は奴隷少女で、右は主人公にガチ惚れの冒険者仲間です。
なんとこの表紙はイメージです。作品内での営みは、ほぼ主人公上位で行われています。
冒険者仲間は、元奴隷剣士で女性への免疫ゼロ。主人公にDT的思考を読み取られて、ご褒美が欲しかったら……ね?といった流れでコントロールされてます。主人公が許可をしてタッチさせたりのシチュエーションです。

ですので主人公視点で、読みやすいんじゃないかと思います。
その反面、TS転生して盗賊とかオークに捕まって、くっころ展開を期待してしまう上級者向けじゃぁないと思います。

 

あと夜の主人公が、かなりのドSだったのは予想外でした。
「相手に与えた快楽や自分が感じた快楽を魔力へストックする」チート能力を主人公は持っています。そいつを強くなるために使うんですけどね、使い方は奴隷少女を徹底的に責めまくるんです。泣き叫んでも意識を失いかけても手を休めることなく。
チート能力は自分にでも効果があるのに、奴隷少女ばかりを責めぬいてなかなな鬼畜主人公です。そういうシチュエーションが多めとなっています。

 

ラノベ的なところも結構面白くて、主人公がチート能力持ちなだけじゃなく冒険者仲間も、奴隷剣士として勝ち続けて解放されたってチート能力持ちだったりします。レベルやステータスの分かりやすさと、それをひっくり返す能力の組み合わせとなっていて楽しいです。テンポ良い系のラノベに近いです。ステータスが上がっていくのは、分かりやすくていいですね。

結構面白くて冒険者仲間も良いやつです。続きが気になったんでいずれ読んでみます。

 

2巻目の感想

脱DTしてお猿さん気味なクロウと距離を置く2巻目です。
まぁクロウは腕っぷしの強さから想像できないぐらい大人しいですもんねぇ。クロウ抜きで絶世の美少女を冒険者の中に頬り込んだら、そりゃぁ事件も起こりますよね。ヴァリアントノベルですし。

大事なところなのであえてネタバレします。主人公が襲われるシーンこそありますが、無事に切り抜けられます。クロウ以外の男性が混じってくることもありません。基本的に主人公が主導権をもって進める美少女と美少女のシチュです。
鬼畜主人公が、可愛い女の子を無茶苦茶にする展開は2巻目でも変わらずとなっています。

それにしてもユーウェの豹変っぷりには、ビックリしてしまいました。もともとM素質持ちだったのが、2巻目となると完堕ちしてます。完全調教済です。どこをどうみても性奴隷以外でしかありません。ぶっ飛んでるわぁ。
しかも常人に行えば廃人になるような快楽調教を、どういうわけかガッツリ受け入れるユーウェ。そして廃人になるような調教をユーウェなら大丈夫だろでぶち込む主人公。ぶっ飛んだ2人で面白かったです。

それから新人の赤髪少女リーンも、主人公の毒牙にかかります。まぁ徹底した快楽調教でリーンは、可哀そうキャラですね。
後半では主人公とユーウェから二人ががりで躾けられちゃいます。そういうのシチュが好きな方には読んでみてほしいです。

エロシーンをいれつつラノベとしてしっかりしていて面白かったです。あちこちに何で?を散りばめておいて、その後にちゃんと伏線回収をしてくれます。離れてしまったクロウとの距離も読者に「あぁじれったい」という気持ちを抱かせてくれますし、全体的に読み物としてのレベルが高いなと思いました。
同じ作者さんの他作品をどれか読んでみることにします。

 




 

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