呪われオフェリアの弟子事情【ラノベ感想】
呪われオフェリアの弟子事情 〜育てた天才魔術師の愛が重すぎる〜
著:長月 おと
イラスト:黒裄
出版:NiμNOVELS
アマゾンのあらすじより
「僕と一緒に老いて、死んでください」
悪魔に不老の呪いをかけられた魔術師のオフェリア。
その日から老いることも、魔力が回復することもない化け物同然に。
人間として死にたいオフェリアは、解呪の方法を探し続けて100年以上生きてきた。
ある日、豊富な魔力を持った孤児ユーグを拾う。解呪のために理想の魔術師にしようと弟子にしたところ、ユーグは魔法の才能を開花させ、天才魔術師へと成長したのだが──。
弟子の過保護な愛が重すぎる!?
「ユーグは純粋で素直な子だから師匠愛が強いだけで、特別な意味はない」
そうわかっているはずなのに……。
感想
不老の魔女オフェリアと少年から成年へと、成長した弟子ユーグとの恋愛作品です。
あーーー大好きなシチュです。しかも弟子の愛が重い!愛は重ければ重い方がよき。
オススメされていたので買ってはいましたが、積みっぱなしにしちゃったのを後悔です。こんな面白いのすぐに読むべきでした。
ユーグがオフェリアのことをすきなのは、少年時代から変わりません。というか成長とともに重くなっている気がします。大人になってLikekからLoveへ感情が変わっていくのたまんねーっす。
オフェーリアと離れたくなくて、全寮制の魔法学園にいきたくないって駄々をこねるユーグ可愛いわ。
そんなに愛されているのに、オフェリアってユーグが少年時代から恋心を抱いていたってことに、全く気づいていなかったんですよね。あーユーグかわいそう。
久しぶりに会って「私の可愛いユーグが消えちゃった!」は、あんまりよ。
まあこれは可愛い少年のユーグが、色気ある青年へ成長したってことでもあるんですけどね、これを聞いたときのユーグは、きっとヤレヤレって思いだったんだろうなあ。
このあたりからオフェーリアもユーグを異性として意識するようになって、オフェーリアの葛藤は楽しかったです。
オフェーリアが悪魔にかけられた不老の呪いを解く過程も、天才のユーグ1人で解決していくって流れじゃなくて、協力しながら創り上げていく展開だったのも、涙をさそう面白い展開でした。あの協力してくれた彼の思いも温かくて感動的でした。
愛が重いお話は素晴らしいですね。ユーグからオフェーリアに告げられたプロポーズの言葉は最高でした。もーーあんな一言をいわれたら!!!
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