マメーとちっこいの【ラノベ感想】

マメーとちっこいの〜魔女見習いの少女は鉢植えを手にとことこ歩く〜
著:ただのぎょー
イラスト:syow
出版:TOブックス

  mametochikkoino

アマゾンのあらすじより

魔女の師匠といっしょに森の奥に暮らす少女・マメーは、本日晴れて魔女見習いとなった。植物を操る『五つ星』のすごい才能を持つ彼女は、初めて魔法を使えるわくわくでいっぱい。早速、マンドラゴラの苗に魔力を注ぐと……ぽん! と一瞬で育ち、小人のように動き出した!? 「ピキー!」「なになに、えーとあなた、しんしゅのマンドラゴラなのね?」ゴラピーと名付けた彼らに助けられ、癒され、時には生活をかき乱されながら、魔女修行を進めていくことに。そこへ王都からお姫様の治療依頼が届いて……? 謎の生物といっしょに、魔女修行に打ち込む少女のにょきにょきファンタジー!

感想

マメーかわいい、ゴラピーかわいい、かわいさ100%でした。とても癒やされました。

 

私の印象は表紙のきっちりとした書き込みで、しっかりして元気なお嬢さんかと思っていたんです。すると元気なとこはそうでしたが、文章のマメーはゆるふわ生物でした。とにかくかわいい!

 

「ししょーからまほーのなまえをもらいました」
「ゴラピーからいいものもらっちゃいました!」

こんな具合でマメーの発言は漢字なしです。むずかしいいいまわしだと、上手に発言できなくていいなおすんですよ。
幼稚園の年少か年中なのかな?って感じる幼さです。
そんな子がお師匠様大好き!ゴラピー大好き!!な日常をおくるんだから、前半はかわいーの感想しか出なくなりました

 

さてゴラピーがなにかというとマメーが生みだした、たぶん魔法生物です。表紙の赤いのとか黄色いので、マンドラゴラの種を植えてマメーが魔法をかけたら誕生しました。そらもうお師匠様もビックリで、正体不明の謎生物です。
このちっこいゴラピーがピクミンよろしくマメーについてまわるんです。風景をイメージしてみてください、かわいくて癒やされますよね?

 

じゃあマメーとゴラピーのかわいさを愛でるお話かというと、それだけじゃないが本作です。
私が信頼する作者さんの一人で、背景となる設定はしっかりしています。

マメーが小学校3年生前後のわりに幼い理由がちゃんとあります。
どうして魔女の弟子となったかの理由もありますし、魔法の仕組みも理論たてられています。

 

だからマメーかわいい、ゴラピーかわいい、お姫様もかわいいに加えて2巻目以降では、お姫様の謎解きやゴラピーの不思議についても楽しませてくれるだろうと、続きを楽しみにしています。

 

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